ステッカーをインクジェットで作るデメリット

自宅にある道具とインクジェットプリンターがあれば、1枚から誰でも気軽に作成することができるオリジナルステッカー。ちょっと作ってみようかと、ステッカーを印刷するラベルシートの価格を確認してみると、意外に高額。キラキラした印刷映えするシートになると割引価格でも、3枚セットで1500円以上。1枚のシートがほぼ500円という値段です。自宅のインクジェットプリンターで綺麗に印刷できるのか不安があっても、ラベルシートのセット枚数が少ないので試し刷りができないことがネック。印刷面をよく確かめず印刷すると、印刷ミスでシートが駄目になってしまいます。ラベルシートにステッカーの印刷が完了したら、保護用のフィルムシートを貼りつける作業です。きっちりと角を合わせ、気泡とゴミが入らないように貼りつけるのですが、失敗すると気泡とゴミでプツプツのシートに。

いざ作ろうと思ったときデザインが決まらない

多少の気泡に目をつぶって、保護シートを貼り合わせたシートを切り離せば完成ですが、切り離そうとしたら、カッターの切れ味が悪くて切断面がボロボロ、ラベルシート分の経費の元は果たして取れたのかという残念な仕上がりに。そして、自作のオリジナルということは、デザインも自分です。いざ、デザインを作ろうとパソコンの前に座っても、具体的なイメージが浮かばない。デザインに慣れているなら簡単ですが、慣れていないと難しいもの。文字を組み合わせてお洒落なフォントに変更し、色を変えてみるだけでも、なかなか格好良くデザインすることができます。ネットのサービスを利用して、アップロードした画像に簡単に文字を入れたり、フィルタをかけて色調を変えたり、フレームを入れたり、気軽にデザインを仕上げることも可能ですが、それでも難しいという方もいるでしょう。

トータルコストを考えるとお得かは微妙

インクジェットプリンターでのステッカー作成にかかるのは、消耗品のコスト、デザインする時間、慎重さが求められる印刷、印刷後のフィルムシート貼り、切り離し、どうしても手間と時間がかかってしまいます。コストを抑えるためには、消耗品のシートとプリンターのインクをできるだけ安く購入すること。失敗しにくいシンプルなデザインを作成すること、印刷はできるだけ失敗をしないこと、気泡が入るなど些細なミスは大目に見ること、などが必要です。気軽に作成することはできますが、お得かは微妙。お金をかけるのは嫌、面倒臭いことが嫌いという方には向かないでしょう。それでも、もの作りが好き、オリジナルが作りたいなら、納得がいくまで時間をかけてデザインし、質の良いラベルシートをふんだんに使って、自分だけの1点ものを作り上げる楽しさがあります。